示現流の流祖である東郷重位(ちゅうい)が島津家16代当主・島津義久公に従って上洛した際の曹洞宗天寧寺の善吉(ぜんきち)和尚とのめぐりあい、示現流兵法の誕生とその教え、門外不出とされるようになったこと、時世に迎合せず当初そのままの姿で東郷家男児により一子相伝され、現在第13代宗家東郷重賢(しげたか)様に伝承されていることなど、演武も交えてお話し頂きました。演武は、東京よりわざわざおいで頂いた公益財団法人示現流東郷財団・示現流第13代宗家東郷重賢様ほか示現流門友会有段者の方々にご披露頂きました。 示現流というと、ややもすれば一撃必殺の戦技のみが強調されがちですが、4つの教えのなかで最も大事にされてきたのが、「刀は抜くべからざるものなり」という、物事を平和裏に解決する度量を持った人格育成でした。いまから420年前、戦国時代が終わり、武士が世の中を治める時代がスタートしたとき、これからの時代にふさわしい侍の育成を目指して誕生したのが示現流でした。と力説されていたのが印象的でした。詳しくは、有村様のお許しを頂いて講演会参考資料を以下のページにアップしましたので、ご参照下さい。 ・『入来花水木会示現流講演会参考資料』を開く 》》》・・・ |
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